- ■小学生以下の部
-
よくある絵日記のような単純なストーリーでなく、
映像センスを感じる作品もあった。
紙芝居のような作品よりも、アニメーションになっている作品、
物語がしっかりしている作品を評価した。
中でも
「A156 キッド」
と
「A157 OHANA」
の評価が高かった。
「キッド」は、典型的な西部劇の形式、画面展開やカメラワークを評価した。
「OHANA」は動きがあった。
「A057 楽しいお出かけ」
は家に帰るまで丁寧に作られていた。
「A149 海」
のアニメっぽい動きはおもしろかった。
「A082 たけ」
は色を変えているだけかもしれないがおもしろかった。
「A159 AE86」
わくわくさせられた。その後の展開が気になる。
- ■中高校生の部
-
手慣れてはいないが若くて勢いがある作品があった。
人に見せる意識が感じられる作品や言葉よりも絵で説明した作品が高評価を得た。
「B269 とまきちの恩返し」
涙をさそうストーリーがよかった。躍動感があった。
「B270 Rakugakist」
中割りや繰り返しなどアニメの手法がつかわれていた。
「B268 トコトコのお散歩」
とにかく動かそうとする姿勢はよかった。
アニメーションの原点が感じられた。
「B291 everything」
は髪のなびきなど中割りがていねい。
「B097 飲み込む赤」
は色の使い方やストーリーがしっかり練られていた。
「B110 ぺんぎんの憂鬱」
はこの結末はありと感じた。
「B292 とりさんのぼうけん」
は音をつけている点を評価。
- ■一般の部
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今回は、ずばぬけた作品がなかった。
動かすだけで満足せず、ストーリーをもっと作りこんでほしい。
その中でよかったのは、
「C023 あいのうた。」
音のつかいかたが上手だった。
「C032 ぷん子とにこ子」
そつなく作られており、安心して見ることができた。
「C011 石器時代の大金持ち」
作画がよかった。
「C025 きゃりーきゃっと」
はカメラワークが面白い作品だった。
「C022 人造人間アン」
もよかった
有馬温泉ゆけむり賞関連の作品では
「C055 Let's go 有馬温泉」、
「C012 Hot Spring」
がよかった。
「Let's go 有馬温泉」は自作の歌が印象的な作品。
ダンス部分の動画がとてもよくできていたので、文字でカバーするよりも、もっとキャラクタで押してほしい。
- ●アドバイス
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今までの応募作品に使われている音、効果音の
入手先を、「■素材・音/音楽素材」にまとめていますので、
作品にふさわしい、よりよい音を見つける参考にして
いただければと思います。
(審査委員会で出た意見を、Webアニメコンテスト事務局がまとめました。)